サッカー少年にサッカーを辞めさせた日

2020年10月21日水曜日

楽しむ心 環境

t f B! P L


今や海くんがサッカー大好き少年であることは、疑いの余地はなく、

我が家全員が、その大好きっぷりを認めているところです。

主体性を持って、自主練習するところまでは、なかなか行き着かないものの、

スクールにウキウキしながら笑顔で参加し、

家でも人形を使ってサッカーごっこし、

土日も私とサッカーしよう!と誘ってきます。

そんな海くんですが、私と母ちゃんで

サッカースクールを辞めさせよう

と話合いをしていた時期があります。

それは、およそ一年半前、海くんが幼稚園卒園する頃になります。

そんな頃の話を書きます。

辞めさせる選択肢がでた理由


やる気ない疑惑

 
海くんのサッカーを辞めさせる考えはごく自然にでてきました。

日頃の練習や試合風景を見て、海くんのサッカーのやる気に疑問を持っていたためです。

試合中に踊って鼻血だす海くん↓

試合中にダンスして鼻血出してベンチへ下がった

およそ2年前、海くんが年長のときに、練習試合がありました。一人で波乱のゲーム展開?を見せてくれた海くんそして、帰りの道中に試合への取り組み方について話しました。


私は直接練習を見ることができていないのですが、

練習中も集中力がなく、ボールに向かう姿勢もなく、スキップしてそのへんウロウロしたりしてたそうです。

今の海くんからは想像付きませんが、全くやる気がありませんでした。

そんな海くんにサッカーを続けさせても、本人も嬉しくないだろうと

乗り気じゃないサッカーに時間を割くよりは、もっと楽しいと思えるものに使ってほしいと考えました。

それに週一回のスクールとて安いものではありません。

イヤイヤやるのにお金なんて払えません。

卒園とともに


海くんの卒園が迫っていました。

そして、卒園の機会に辞めてく予定の友達がたくさんいました。

少年団に移行する子。

クラブチームに移行する子。

違うスクールに通う子。

サッカー自体辞めてしまう子。

これだけスクールをやめてしまう子が多いのは理由があります。

スクールと幼稚園が連携しているため、

通園時は、幼稚園が終わると、先生がスクールに連れて行ってくれるというメリットがありました。

卒園するとこのメリットがなくなるので、みんな自宅近くのサッカー環境に選び直すのです。

卒園するとスクールを辞める子が多いのはその為です。

辞めたくないといった

 

小さな息子の主張

 
「小学校行ったらまた新しいことしようね。サッカーは卒園したらおしまいだよ。」

海くんにそう伝えました。

ポカーンとしてました。

まぁ、そうなるよね。

でも、幼稚園卒業だって、小学校入学だって、自然に受け入れてるわけで、

卒園したらサッカーも卒業するんだ

そういうものなんだって

幼いながらも受け入れた様子でした。

コーチにも辞めることを伝えました。

コーチも海くんの積極性の無さを知っているので、強く止めることはせず、

「そうですか。寂しくなります。」と言って理解してくださいました。

さぁ、手続きもOK。後は新生活に備えるのみ




・・・と思っていた矢先。

ある日の夜、海くんたちを寝かしつけたあと、母ちゃんが私にいいました。


「海くん、サッカー辞めたくないって言い出したの。」

息子の思い

 
「ええ〜、どうして??」

一旦は受け入れたように見えた海くん。

「辞めたくない」発言は想定外でした。

「多分、サッカーをしたいというより、友達と離れたくないのよ。」

と、母ちゃん。

その言葉を聞いて複雑な気持ちになりました。

友達と繋がりたいからって、高い月謝払ってやりたくないサッカーさせるってのもなーと思いますし、

学校以外のコミュニティーを持つことは大事だなとも思いました。

引き際は息子自身が選ぶ

 

サッカーやらせたのは親のエゴ


幼稚園卒業や小学校入学のように、自然に辞めることを受け入れるかと思いきや、「待った」をかけた海くん。

その反応は嬉しくもありました。

「辞めない」という選択肢を自分で見つけて、それを主張したことに成長を感じました。

サッカーをさせたのは親のエゴでした。

何かスポーツをやらせてあげたいと思って親がやらせた訳で、

海くんがスポーツやりたいと言ったわけではありません。
(複数のスポーツの中からサッカーを選んだのは海くんですが。)

親がやりなさいと言って始まったのであれば、海くん自身が辞めたいというまで

根気よく付き合うことが親の役目だなと思いました。

引き際を決めるのは息子自身


海くんがサッカーを続けることで一番大変になるのは母ちゃんです。

実質、我が家で送り迎えができるのが母ちゃんだけだからです。

母ちゃんは、うーんと悩んでいましたが、

「やらせたのは我々なんだから、辞める辞めないは本人に決めさせてあげようよ。」

といったら、「まぁ、それもそうね。」と納得してくれました。

後日、コーチに"辞めることを辞めること"を伝えました。

コーチは「良かったー。また一緒に頑張りましょう」と言ってくださいました。



こうして無事?サッカーを続けることになった海くん。

やらされているサッカーから自らやると決めたサッカーに変わった瞬間でもあります。

サッカー辞める騒動から一年半経った今、私が仕事から帰ると

嬉しそうにサッカーの話をする海くんを見て、

あの時、無理に辞めさせなくて本当に良かったと感じます。




↓ ブログランキングに参加しています。ポチって応援お願いします!
にほんブログ村 サッカーブログ 少年サッカーへ
にほんブログ村 PVアクセスランキング にほんブログ村

↓ ブログランキングに参加しています。ポチッとしてもらえると元気でます。

にほんブログ村 サッカーブログ 少年サッカーへ


PVアクセスランキング にほんブログ村

このブログを検索

ブログ アーカイブ

テーマ別

連絡フォーム

名前

メール *

メッセージ *

人気の投稿

自己紹介

自分の写真
文化系歴40年。小学四年生の時に習い事が全て嫌いになりバッサリやめた経験から10歳くらいまでの過程が、少年サッカーを全うする上で重要だと思っている。

得点機会が増えてきた。

QooQ