親の先回りが過干渉って本当なのか

2020年10月29日木曜日

環境

t f B! P L




サッカーに限らず親の先回りは、

「子供から自発的に物事を考える機会を奪ってしまう」

そんな危険性を懸念される見方があります。



ようするに、過干渉かもね。ということです。



海くんのサッカーに対する私の干渉も、こうした考えを背景に

原則、先回りして教えるのは三種の神器のみにして、

後は海くんの自主性に委ねるスタイルにしてます。



そして、その一方で先回りして教えたリフティングが

海くんにとっていい効果をもたらす事も

しばしばあります。


今回はそんな話です。



朝練でリフティングしたい


今日、会社から戻ると、

「父ちゃん、リフティングの練習しよ?」

と海くんから言ってきました。

現在、小学2年生の海くんは、ほぼ毎日庭でリフティング練習してます。

ただ、一人でやってるので寂しいのか、5分か10分程度しかやらないそうです。

誰かと一緒に練習したくって誘ってきたんだと思います。



「平日は会社あるから無理だよ」というと、

「朝練しよ?」

と言ってきました。



朝練は久しぶりです。

昨年はかなりの頻度で朝練をしていましたが、

私の職場上の都合で今年度に入ってからは

していませんでした。



正直、朝はきついし、つらいです。

本音を言えば、ギリギリまで寝ていたい。



・・・ただ、ここまで熱を上げてる海くんの気持ちを無下にはできません。



「いいよ。頑張るね、エライね。」



明日は、早起きをして朝練することになりました。



それにしても、以前まで、勝負ごとにあんなにあっさりしていた海くん。

小学一年生のときの運動会では、負けて悔し涙を流す同級生が

何故泣いているのか理解できていなかった時もありました。


担任の先生を見返したい 運動会奮闘編「運動がちょっと・・・苦手ですか?」海くんが小学一年生のときに、担任の先生に、母ちゃんが言われた一言です。それは、およそ一年前の、小学校で初めての個人面談のときの話になります。


そんな海くんが早起きしてまでリフティングを練習するのには理由があります。

芽生えた闘争心


海くんの学校の一部でリフティングが地味に流行っています。

一生懸命リフティングを練習するサッカー少年が増えてきたとのこと。



海くんは、100回達成以降、私の介入がほぼないので

海くんのペースで練習していました。



上達はしていますが、上達進度はそれなりのペースになります。

そこに追い上げをかける海くんの同級生。

既に100回を突破する友達もちらほら。




海くんにとっての、唯一と言って良いアドバンテージが

驚異にさらされてます。




親の先回りは、子供自身が考えるきっかけをなくすため、良くないとされますが、

先回りして、トップ(子供周辺の狭い地域において。)に立つと、

「負けたくない」

という気持ちになるようです。

海くんが朝練しようと言ったのは、「負けたくない」気持ちの表れでした。



最初から負けてると見ると、なかなか挑まないのが海くんのアレレなとこですが

先回りしたことで、全く無頓着だった勝ち負けに拘りができて闘争心がでてきました。

ちょっと優位に立っていたはずだという自負が闘争心を生んでいます。

先回りも悪いことばかりではない


結果を見ると親の先回りも悪いことばかりではないです。

なんでもかんでも先回りしてしまうのは考えものですが

子供自身に考えさせる機会や、主体性を育む機会は

他にもいくつもあるはずです。

我が家の場合は、バランスよくやれば、先回りもある程度よしと判断しました。




あとは、私としては、海くんに芽生えた闘争心を絶やさないように

思い切り練習できる環境作りに協力してあげることだけです。

朝は辛いですが、海くんだって早起きは苦手な方です。

私はサッカーの技術は伝えられませんので、

練習環境作りにはできる限り協力するつもりです。


さて、明日は早起きです。頑張ります。




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文化系歴40年。小学四年生の時に習い事が全て嫌いになりバッサリやめた経験から10歳くらいまでの過程が、少年サッカーを全うする上で重要だと思っている。

得点機会が増えてきた。

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