右側は抜きやすい
過去にも触れましたが、右側のタッチライン沿いがドリブルしやすいからです。
球際弱い、弱いと散々このブログで言ってきましたが 海くんが小学2年生の秋頃に行われた クラブチームでのミニゲームで少し改善の予兆が見れました。
文化系父的にはざっくり、
サイドに駆け上がってセンタリングするのを得意とする右利きのウイング選手は右サイド
サイドから中央に切り込んでフィニッシュまでいく右利きのフォワードの選手は、左サイド
こんな感じの認識があります。
両者に共通するのは、相手の右側を抜く機会が多い点です。
右に抜くのであれば、相手より遠い方の足が右足になるのでキープしやすいです。
左側にも抜きたい
海くんも、右側に抜きやすいことを意識してるのか、右側ばかりで抜こうとします。
スペースがあってもなくても右側なので、タッチラインを割ったり、裏にいる相手チームに取られたりします。
また、ボールを受ける位置も右側なのでずっと右側に居がちです。
クラブチームのコーチには「中央へ行く選択肢も持て!」と口酸っぱく言われますが実行できません。
左側に抜ければ選択肢が広がります。
左側に抜かされることを相手に意識させることが出来れば
右側に抜くことがより簡単になります。
海くんにも左側で抜く選択肢を持ってほしいと考えてます。
どうやって左側を抜くか
海くんが左側を抜くには、どうすればいいのか。
右足のインサイドで切り返しをするときはありますが、
中に入りきれずに、抜き切ることができません。
失敗なんかいくらしても良いので、一発で相手を抜き切ることができる方法がいい。
私は、三種の神器のダブルタッチを思い出しました。
ダブルタッチの習熟度
三種の神器の中で一番難しいと感じているのがこのダブルタッチです。
他の2つの「リフティング100回」はクリアしたし、「楽しむ心」は、Jリーグを毎試合観戦するほどハマっています。ある意味、目標は達成済みです。
ただ、ダブルタッチは難しい。
他の2つだって、それなりの時間と海くん自身の努力もあって
なんとかものにできた過程がありますが、
ダブルタッチだけは相手に対して有効に働いてこそ、初めて「成功」するものなので
特に球際が弱すぎる海くんには相性が良くない目標です。
かといって、何もしていないわけではありません。
ダブルタッチは、日課になっているボールタッチの一つとして
海くんはほぼ毎日取り組んでいます。
ずっとやってるだけあって動きは滑らかになっています。
ただ実戦では、全くその動きは出ません。
足裏でボールを引くようなことはするので、ボールタッチの成果は見れますが、
肝心の?ダブルタッチは全くありません。
完全に息を潜めています。
親子練習できっかけを作る
1vs1で練習してるときに声掛けをするようにしました。
「海くん、左側からダブルタッチで抜いてみな??」
どうしても、右から行きたくなる海くん。
「うーん、難しいよ!」
ダブルタッチをしますが、たどたどしくて、そこまでの過程がスキだらけです。
寄せられたら一発で取られちゃう。
私との練習で出来るのは、慣れるためのきっかけ作りまでです。
あとは、チーム練習で開花できるかどうか。
最後の三種の神器の完成に向けて、仕上げの動きが出てきました。
海くんが1年生の時から、三種の神器プロジェクトを始めて
二年が過ぎようとしています。
いよいよ目標が達成されてしまうか、とシミジミしますが
ダブルタッチは相当手こずるハズですので
もう少し親子二人三脚を楽しみたいと思ってます。