球際の弱さ改善に種を蒔いといた話 その2の前半戦

2021年4月3日土曜日

足元の技術

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球際の弱さは、海くんの課題の一つになっています。

球際の弱さ改善に種を蒔いといた話

今からおよそ4ヶ月前、海くんが小学二年生の梅雨の時期にスクールでの練習を観戦した母ちゃんがポロッと言いました。 「今年の一年生は強そうだよ。」 ええー、なんでそう思ったのさー。 「一年生と二年生の紅白戦あったんだけど、互角だもの。」 この年代の1年って相当大きいはずなのに互角ってすごいね


多少は改善されてきているものの、他のチームメイトと比べてしまうと差は歴然。

海くんの球際は依然としてヨワッヨワです。

先日、クラブチームの練習を久しぶりに見ながら

「相変わらず球際弱いなー。」

なんてぼんやり眺めていると、ある傾向に気が付きました。

以前の記事では、「球際は心の問題。足元の技術を育てながらじっくり待つしかない。」

とそんなような内容を書きました。

今でも私のスタンスは変わってません。

ですが、もしかすると、もしかすると、もうちょっと有るのかもしれない、

ただ単に待つだけではなく、打てる改善策が。

今回はそんな話です。

球際の弱さの原因は棒立ち


球際が弱いと感じる原因の一つは、ズバリ「棒立ち」です。

腰が高く、膝が真っ直ぐ。

機敏性に欠ける姿勢であることは言うまでもないですが、

下手すると、「やる気がない」とも取られかねない、そんな印象を与えてしまう「棒立ち」。

棒立ちしてる時は集中を欠いた状態です。

集中力10パーセントくらい。

そんなときにルーズボールがコロコロ転がってきても

集中力は、10から100に急には変わりません。

数秒かけて上がっていきます。が、とき既に遅し。

そんな数秒の間で勝負は着いちゃってます。

棒立ちの状態からのっそり一歩二歩踏み出しす間に、

集中力100パーセントの相手チーム、あるいは、味方チームの誰かが

猛スピードで寄せてきて、ボールを奪取します。

それが海くんお決まりのやられパターンです。

海くんが棒立ちになりがちなパターンが少し読めたので

それを意識すれば多少改善されるかも知れません。

棒立ちになりがちなパターン① パス直後


海くんは、ボールを持つと、味方にパスすることが良くあります。

ドリブルで抜くトライもしますが、囲まれて無理そうだと判断すればパスを選択します。

それ自体悪い判断ではないと思ってます。

が、

パスを出したあとにパスが相手にちゃんと渡るかどうか

単なる「ボールウォッチャー」になって「棒立ち」になりがちです。

これは海くんに限らず、結構ある話なのかなー、と思います。

パスを出したときに、蹴った瞬間から動いて

もう一度パスをもらい直す動き、パスを出した相手をフォローする動きを

常に意識できれば、「棒立ち」になることが減るんじゃないかなと感じました。

棒立ちになりがちなパターン② 味方のデュエルの最中


海くんの守備は「順番待ち」です。

一人がボール保持者にコンタクトしている間、

行儀よーく、順番待ちしています。「棒立ち」で。

思い返せば、りっくんと2vs1しているときもそうです。

りっくんが私の持つボールを奪いに来る間、海くんは順番待ちしていて

足が完全に止まっています。

2vs1しているときは、私もボールを取られまいと眼の前のことに集中していて、

海くんの棒立ちに気づいていませんでした。

クラブチームの練習を外からぼんやり見ていて初めて気がついたのです。

こうしたことに気づいてあげれるのであれば、練習をしっかり見てあげるのも大切ですね。

このパターンも、バスケットのダブルチームのように、

二人がかりでディフェンスすることや、パスコースを切る動きを意識できれば

「棒立ち」になることを防ぐことができそうです。

実践してみると


私とりっくんと海くんとの1vs2の練習で、積極的に声がけしてみました。

「パスだした後、どうするんだっけ?」

「そこでパス待ってて、本当に通ると思う?」

「待ってないで、直ぐに寄せて守備するよ!」

「足延ばしたら取られるよ。もう一歩離れたところで仕掛けてみて!」

もともと私との練習では、積極性を見せていた海くんは

息切れして苦しそうになりながらも必死に走ります。

(こんなにやること増えるもんなんだな)

今まで棒立ちの我が子を見て、

「やる気がない」だの「覇気がない」だの感じてしまいましたが、

棒立ちになるってことは、やるべきことがわからなかった状態とも言えそうです。

やる気がないわけではなく、やるべきことが分からない。

であれば、やるべきことが明確になれば棒立ちを脱却できるかも知れません。

棒立ちが脱却できれば、自ずと重心が低い姿勢が多くなり

球際の弱さも改善されるはずです。

しばらくは、この練習を続けて様子を見たいと思います。


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