壁に向かって何度もシュートを打ち込む海くんの姿を見ていてちょっと気になったことがありました。
いつもよりボールが軽く見えたのです。
もちろん、触ってみると、いつものボールです。
空気がパンパンで若干硬すぎるくらいです。
なんだろなーと思って、ふと飛距離を確認すると
「15m!」
少し前に11mくらいの飛距離でしたと記事を書きましたが、飛距離が伸びました。
前回、小学生のキック力について記事を書きましたが、もう一度、Google検索かけたところ、参考になりそうなデータが出てきました。 10年前の論文(※)なりますが、多分今とそんな劇的な変化はないんじゃないかと思い、中身を見てみると 10才、11才、12才の
前に考察した8歳の平均値を超えて、9歳の平均値に迫ってきています。
海くんは、もうすぐ9歳になるところなので、やや平均以下のキック力が平均並みになってきた感じです。
キック力が上がった原因ですが、一つは身体の成長に伴って単純に蹴る力が増えたことが挙げられます。
あとは体の動かし方が改善されてきたことがありそうです。
手の動きはまだ今ひとつですが、全身が連動してバネの力でボールを弾くような感じで蹴れています。
連動が取れるようになった理由は、サイドボレーを蹴れるようになったことがきっかけかなと思います。
以前の記事でも触れましたが、壁打ちでサイドボレーを打つ海くんですが
「父ちゃんにぼくのインステップシュート見せてあげたい」 朝ごはんを食べながら突然言い出した海くん。 「そこまで言うなら壁打ちしてるとこ見せてよ。」 と、海くんの自主練習に付き合うことになりました。 壁に到着するなり持っていたボールを設置して 「見ててよ〜。」 シュートモーションに入ります
蹴り足を高くあげるので、転ばないように上半身でバランスをとることになります。
バランスをとるように調整した経過で自然とコツを掴んだのか、気がつけば上手いこと体を捻って蹴り込むようになっていました。
そのサイドボレーで得た連動してる感覚を普通のインステップキックに持ってきてるんじゃないかなと思います。
自分で練習してしっかりレベルアップしたところをみると、サッカー少年になってきたなーと感じます。
ほんの少し、頼もしさを覚えることができました。
今後の海くんにますます期待したいです。